水戸学とは前期水戸学、後期水戸学と分かれます。
前期は光圀公をはじめとする大日本史を編纂した儒学者たちが中心となり、後期水戸学は徳川斉彬公や藤田幽谷をはじめとする門人達でありました。
そして烈公(斉彬公)と共に、その道を切り拓き、歩んだのは、
藤田東湖をされた水戸学の精神は、烈公を得て国の未来への道標となったのです。
最初の発見は一個の天才・藤田幽谷でありました。
幽谷によって再認識理想、念願を忘却の彼方に追いやろうとしていた。
その時、出現がった訳ではないのです。光圀歿後の九十年に亙る歳月は、本来の姿、
水戸学の精神は、光圀公から真っ直ぐ德川慶喜の「大政奉還」に繋ながるのです。
そして会沢正志斎、藤田東湖から吉田松陰へ繋ながる幕末維新のもっとも重要な思想学問なのです。