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歴史から学ぶ大和魂

歴史を紐解き、日本人の大和魂が垣間見えるエピソードをご紹介いたします。

日露戦争とユダヤ人

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日露戦争における日本の勝利は、アメリカのセオドア・ルーズヴェルト大統領の仲介とウォール街ユダヤ人金融業者ジェイコブ・ヘンリー・シフの金融面での対日協力なしにはありませんでした。開戦直後から日本政府の特派財務委員として当時の世界の金融センター、ロンドンで戦費調達交渉に心をくだいた高橋是清は、のちに、自伝の中でロンドンでのシフとの偶然の出会いに触れ、高橋は一にこれ天佑なりとして大いに喜んだと論じました。高橋が交渉に入った1904年春以降の戦況の好転も幸いしたが、シフの日本外債引き受け参加が、その後の日本外債の順調な売り出しに決定的ともいえる影響を与えたことは明らかであります。日本政府は、シフの支援を多としてロシアとの講和成立後、シフを日本に招待し、勲章を与えるなど、感謝の意を示した。では、なぜ、シフは日本を支援したのでしょうか。近年、シフの原資料に基づく研究が米国やイスラエルでも進んできました。それらの研究は、シフの対日支援動機に、帝政ロシアに打撃を与えユダヤ人政策見直しへの道を開かせようとする戦略、深慮遠望があるのとともに、新興国との金融取引は収益をあげる絶好のチャンスとのビジネス面での判断も働いたことが明らかになってきました。ビジネスと信念―この二つが有機的に働き、シフは動いたのです。日本の勝利は、シフのビジネスマンとしての成功をもたらしただけでなく国際ユダヤ人社会のリーダーとしての名声をも確立することになったのです。まず、日本が日露戦争を戦いぬくためには、外国資本導入に依存せざるをえなかった事情と高橋是清の外債交渉が日露戦争において非常に重要な日本が戦勝できた要素なのです。