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歴史から学ぶ大和魂

歴史を紐解き、日本人の大和魂が垣間見えるエピソードをご紹介いたします。

大和「こころ」と本居宣長

f:id:yamato81:20150417141248j:plainマッシュー・アーノルドが定義したように宗教が「情念によってひきだされた道徳」にすぎないものであるとすれば、武士道はまさしく、宗教の列に加えられるべき資格を有する道徳体系になります。 本居宣長は「しきしまのやまと心を人とはば、朝日ににほふ山ざくらばな」 と詠んで日本人の純粋無垢な心情を示す言葉として表しました。 たしかに、サクラは私たち日本人が古来からもっとも愛した花であります。 宣長が用いた「朝日ににほふ山ざくらばな」という下の句に特に注目すると、 大和魂とは、人工的なものではなく 、自然に生じた、という意味では野生のものであり、日本の風土に固有のものであります。 私たち日本人のサクラを好む心情は、それがわが国固有の産物である、という理由によるものではございません。サクラの花の美しさには気品があること、そしてまた、優雅であることが、他のどの花よりも「私たち日本人」の美的感覚に訴えるものなのです。