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歴史から学ぶ大和魂

歴史を紐解き、日本人の大和魂が垣間見えるエピソードをご紹介いたします。

 今昔物語と大和魂

 

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『今昔物語』で、善澄という学問のある人の話で、この人の家に強盗団がやってきた。善澄は縁の下でじっと息をひそめていた。強盗団が物を奪って家を出て行ったとき、彼は腹立ち紛れに、「お前らの顔は見た。検非違使に訴えてやる」と、怒鳴った。すると強盗団はで「見たな!」ってことで引返してきた。彼は大慌てでまた縁の下に隠れようとするが、頭を打ったなどして逃げ遅れ、強盗団に捕まって殺されてしまう。「善澄の才はめでたかりけれども、つゆ和魂(やまとだましひ)なかりける者にて、この心幼き事を云て死ぬる也とぞ、聞く人に云ひ謗られける云々」つまり、学才はあるが思慮分別がないということです。