歴史から学ぶ大和魂

歴史を紐解き、日本人の大和魂が垣間見えるエピソードをご紹介いたします。

幕末の偉人たちは何が思想の源泉か?

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幕末の偉人たちのベースには武士道、陽明学孟子孔子などの思想がベースにあります。その中で言志四録は特に愛読されたようです。大和魂の源泉はそのあたりの思想に根付いているの思われます。いくつか教えをご紹介いたします。

 

・教え諭すには3つの段階がある
第1に心教(心をもって感化する)
第2に躬教(師が実践する行いを真似させる)
第3に言教(言葉によって諭す)

・人が出遇う所の、「憂い悩み」「変わった出来事」「恥を受けること」「誹られること」「心に逆らって思い通りにならないこと」、これらは皆、天が自分の才能を老熟大成させようとするもの

・しっかりと志(目的)を確立して、どこまでも追求する時は、たとえ薪や水を運んだりする日常平凡な事でも、学ぶべきものが存在する

・目の着け所をなるだけ高い所に置くならば、よく道理が確認されて、迷うようなことはない

 

・苦難というものは、人の心をひきしめて堅固にする。共に艱難辛苦を経てきた者は、交わりを結ぶことも緊密で、いつまでも互いに忘れることができない