歴史から学ぶ大和魂

歴史を紐解き、日本人の大和魂が垣間見えるエピソードをご紹介いたします。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

葉隠れとは

『葉隠』は山本常朝(1659-1719)が三十三年間にわたる主君への奉公、佐賀藩士としての心得及び佐賀藩の出来事などを七年間にわたって同藩の田代陣基 に語り、それを田代が筆録し編集したものであります。十一巻から成る『葉隠』は、最初の聞書一と…

大陸打通作戦

太平洋戦争末期に、日本陸軍が中国戦線で実行した最大規模の進攻作戦です。正式には一号作戦と名付け、大陸打通作戦は通称で、大陸縦断作戦とも呼びました。作戦の目的は中国奥地の米空軍基地を攻略して、B29爆撃機による本土空襲を防ぐこと、海上交通が不安…

ソ連対日参戦

連合国が発表したポツダム宣言を黙殺した日本に対し、世界平和を早急に回復するために武力攻撃を行うことが宣言されました。これにより、日ソ中立条約は完全に破棄、ソ連軍は対日参戦を実行し、満州国、樺太南部、朝鮮半島、千島列島に侵攻し、日本軍と各地…

原爆投下計画

1945年8月13日に行われたアメリカの軍事専門家らによる交渉をまとめた資料はより強力な三回目の攻撃のための原爆用材料がマリアナ諸島にほぼ集められ、8月19日に用いられる可能性があった事を裏付けている。さらなる12回の攻撃用に原爆製造の準備がなされ、…

終戦記念日を考える

日本人の戦争の終戦記念日は8月15日と決まっています。今年は戦後70周年ということで、総理談話や中国が対日戦勝利の軍事パレードを予定しており、ことさら「終戦の日」が強調される年となっております。日本人が終戦の日と信じる8月15日とは何でしょうか。…

ラエ・サラモアの戦い

ラエ・サラモアの戦いは、太平洋戦争(大東亜戦争)中のニューギニア戦線における戦闘の1つです。ニューギニア島東部の要地ラエとサラモアを占領していた日本軍を、オーストラリア軍を主体とする連合軍が攻撃し、ラエとサラモアを奪還しました。日本軍は標高…

第1次ソロモン海戦

ツラギの日本守備隊をほぼ全滅させた後、1万あまりの海兵隊がガ島に上陸を果たします。軍属を除く陸戦隊など戦闘要員はわずか400人ほどという日本軍は必死に応戦したが、多勢に無勢で飛行場を放棄せざるを得ませんでした。連絡を受けた日本海軍は三川軍…

ラバウル航空隊

ラバウルはパプアニューギニア領ニューブリテン島のガゼル半島東側、良港シンプソン湾を臨む都市。東ニューブリテン州の州都であります。ラバウルはコプラやコーヒー、ココアの産地として有名で、周囲は火山地帯として知られております。第二次世界大戦中の1…

ニューギニア戦線

昭和17年から18年前半の東部ニューギニアは、ソロモン諸島と並んで太平洋戦争の戦局を左右する戦局の要でした。面積は世界第二位の77万平方キロのこの島は、平均降雨量2000~3000ミリという高温多湿地帯、海岸から一歩入れば千古斧を知らぬジャングルが生い…